医療事務の資格はいくらで取得できる?一番安い方法はコレ!
「医療事務の資格を取得するのにいくらかかる?」と気になっていませんか?
医療事務の資格を取得するには通学制の学校に通うか、通信講座で学ぶのが一般的ですが、独学という方法もあります。
それぞれの方法でいくらぐらいの費用が必要なのかを詳しくご紹介したいと思います。
▼無料でまとめて資料請求!▼
医療事務の講座
①独学の場合
最も費用がかからない学習方法です。
一般的にテキスト、参考書、問題集合わせて1万5,000円~2万円程度(プラス受験費用)の金額で収まるのではないでしょうか。
①診療報酬の点数早見表、②医療保険制度や医療法規のテキスト、③過去問題集、④レセプト作成のテキストは最低限必要になるでしょう。
一つ注意しなければいけないのは、独学では「受験資格なし」の試験しか受験できないことです。
ご存じのように(?)医療事務の資格は10種類以上あり、特定の教育機関の講座を修了していないと受験できない資格試験もあります。
【参考記事】
それと、資格試験に対応したテキスト、参考書、問題集が市販されていて、ご近所の本屋さんやネット書店で入手できることが条件です。
「医療事務技能審査試験(医科) 」、「医療事務管理士 技能認定試験(医科) 」、「診療報酬請求事務能力認定試験 (医科) 」などのメジャーな資格試験はテキスト類が入手しやすいと言えます。
なお、NPO法人全国医療福祉教育協会が主催する「医科2級医療事務実務能力認定試験」は、協会の公式WEBサイトで公式教材や推奨書籍が以下のように紹介されています。
●公式教材
・初級者のための医療事務BASIC問題集2017(医学通信社) 2,160円(税込)
●推奨書籍
・診療点数早見表(医学通信社) 4,860円(税込)
・レセプト作成テキストブック(社会保険研究所) 3,672円(税込)
・保険診療基本法令テキストブック(社会保険研究所) 2,268円(税込)
・図解 からだのしくみ大全(永岡書店) 1,620円(税込)
トータルで14,580円(税込)です。
独学は最も費用がかからず、低リスクで資格取得を目指せますが、教材選びから学習スケジュールの作成・管理まで全て自分で行わなければいけません。
モチベーション維持も含めて、3つの学習法(独学 or 通信講座 or 通学講座)の中では最も困難な学習方法です。
医療事務の資格試験は全般的に合格率が高い(難易度が低い)傾向なので、「学習はそんなに難しくないのだろう。」と甘く見がちです。
ですが、実際に学習を始めてみると、「難しい・・・。」と感じる方が多いようです。
独学で資格取得を目指す方はまず、本屋さんでテキスト、問題集などを立ち読みしてみることをおすすめします。
「これなら独学で何とかなりそう!」と感じたら、独学でも良いと思います。
②通信講座の場合
独学の次に費用が安く済む方法です。
3万円~8万円程度と講座によって受講料に幅があります。
通信講座のメリット
● 教材はあらかじめセットされている ⇒ 教材選びを自分でする必要がない
● 重要ポイントを講師が解説する「動画講義」(PC、スマホ、タブレットで視聴)が用意されている講座が多い
● 疑問点は電話、メール、郵便、FAXなどで質問できる
● 通学講座同様の就職サポートを受けることができる
主な通信講座とその費用は以下の通りになります。
講座 | 受講料(税込) | 取得を目指せる資格 |
ニチイ |
45,000円(通信+スクーリング コース) 40,000円 (通信コース) 50,000円 (DVDコース) ※ 2017年11月30日までのキャンペーン価格 |
メディカルクラーク |
たのまな(ヒューマンアカデミー) |
78,000円(医療事務+診療報酬請求事務能力認定試験対策セットコース) ※ 8コースの中で最も有力なコースの費用です。 |
2級医療秘書実務能力認定試験 |
資格スクール大栄 |
86,000円 ※ 「通信+通学」の講座です。 |
|
ネバギバ | 81,000円 | |
ソラスト | 48,924円(医科通信コース) | 医療事務管理士(医科) |
ユーキャン | 49,000円 | 医療事務認定実務者(R) |
日本医療事務協会 | 33,480円 | 医療事務検定試験 |
資格の大原 |
64,000 円(総合・大学病院(3級・2級・1級)WEBコース) ※ 入学金(6,000円)が別途必要。 |
医療事務(医科)能力検定試験 |
TERADA医療福祉カレッジ | 39,000円 | 医療事務実務士 |
キャリアカレッジジャパン | 38,880円 | 医療事務資格 |
【参考記事】
③通学講座の場合
最も費用のかかる学習方法ですが、最も資格取得の確率が高い学習方法でもあります。
4万円~13万円程度と講座によって受講料に幅があります。
忘れてはいけないのが、通学にかかる交通費です。お住まいの近くに教室があるかという点も大切なポイントです。
通学講座のメリット
● 教材はあらかじめセットされている ⇒ 教材選びを自分でする必要がない
● 同じ志しを持つ仲間ができる ⇒ 途中で挫折するリスクを減らせる
● 学習中の疑問点はその場で講師に尋ねることができる
● 就職サポートがある
以下に主な通学講座とその受講費用、取得を目指せる資格をご紹介しますので、参考にしてみてください。
講座 | 受講料(税込) | 取得を目指せる資格 |
ニチイ |
60,000円 ※ 2017年11月30日までのキャンペーン価格 |
メディカルクラーク |
ヒューマンアカデミー |
136,400円(医療事務講座) ※ 11コースの中で最も有力なコースの費用です。 ※ 教材費が別途必要。 |
|
資格スクール大栄 |
86,000円 ※ 通学と通信を組み合わせた講座です。 |
|
日本医療事務協会 | 46,116円 | 医療事務検定試験 |
資格の大原 |
93,000円(総合・大学病院(3級・2級・1級)コース) ※ 入学金(6,000円)が別途必要。 ※ 個別ブースで映像授業を視聴しながら学習します。 |
医療事務(医科)能力検定試験 |
資格のアビバ |
不明 ※ 個別ブースで映像授業を視聴しながら学習します。 |
診療報酬請求事務能力認定試験(医科) |
【参考記事】
④資格試験の受験料
各資格試験の受験料をご紹介します。
資格試験 | 受験料(税込) |
医療事務技能審査試験(医科) | 7,500円 |
診療報酬請求事務能力認定試験(医科) | 7,500円 |
医療事務管理士 技能認定試験(医科) | 7,500円 |
医療事務認定実務者(R)試験 | 5,000円 |
医療事務検定試験 | 7,560円 |
医療保険士 | 6,000円 |
医療事務(医科)能力検定試験 | 3 級・・・・・3,000 円 2 級・・・・・3,500 円 1 級・・・・・4,000 円 |
医科2級医療事務実務能力認定試験 | 7,500円 |
医療情報実務能力検定試験(医療事務実務士) | 2級・・・・・7,700 円 1級・・・・・8,700 円 |
医療事務資格 | 5,600円 |
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「医療事務の資格はいくらで取得できる?一番安い方法はコレ!」についてお伝えしました。
「思いの外、費用がかかるなぁ~」と感じましたか?それとも、「案外安いなぁ~」と感じましたか?
通学講座や通信講座の中で気になる講座がある場合は資料請求してみましょう。
独学で資格取得を目指す場合でも取得を目指す資格試験に対応した講座の資料を取り寄せるのがおすすめですよ。
何故なら、どんなカリキュラムをどんなスケジュールで学習していけばいいのか、資格取得者の合格体験記などを知ることができるからです。
以下のサイトは主要な医療事務講座に一括で資料請求【無料】できますので、ぜひ活用してみてください!