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歯科医療事務資格の難易度と取得するための方法とは?

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 【最終更新日:2017年12月13日】

 

歯科医院で医療事務として働きたいと思う方の中には歯科医療事務の資格取得を目指している方もいらっしゃるでしょう。

 

ですが、どんな資格があって、どんな方法で取得したらいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は、歯科医療事務の資格の種類、取得方法、難易度などについて詳しくお伝えしたいと思います。

 

歯科医療事務と歯科助手の違い

 

歯科医院で働く事務スタッフのことを「歯科医療事務」と呼んだり、「歯科助手」と呼んだりしますよね?

 

その違いってご存知ですか?

 

実は、歯科助手」って「歯科医療事務」の異名(別名)なんです。

 

医療事務には受付・会計業務、レセプト業務、カルテ管理業務などの仕事がありますが、歯科医院には一般の病院・診療所には無い仕事が含まれています。

 

それが、診療サポート業務です。

 

診療サポート業務とは、診療で使う器具の準備をしたり、診察室内で診療介助をしたり、歯科医師の診療をサポートする業務のことです。

 

この業務が歯科医師の助手のような役割であるため、「歯科医療事務」のことを「歯科助手」と呼んだりするんです。

 

ただし、「無資格者は診療に従事させない」という方針の歯科医院では診療サポート業務は無く、医療事務の業務に専念します。

 

では、ここからは本題である歯科医療事務の資格について詳しくご紹介していきます。

 

メディカルクラーク(歯科)

 

メディカルクラーク(歯科)は、一般財団法人日本医療教育財団が実施する医療事務技能審査試験(歯科)に合格すると与えられる資格です。

 

40年以上の歴史と実績があり、歯科医療事務資格の中でポピュラーな資格です。

 

試験は年12回(毎月)、全国の公共施設等で実施され、診療報酬請求事務業務や窓口業務など医療事務職として求められる能力が問われます。

 

平均合格率は59.6%平成24年7月~平成25年3月)ですので、難易度自体は高くありません。

 

受験資格は不問なので、独学でも取得を目指せますが、ニチイ学館などの講座で学んで取得を目指すのが一般的です。

 

資格概要 医療機関等における受付業務、診療報酬請求事務業務 に関する職業能力を審査する試験。
受験資格 特になし
試験日程 年12回(毎月)
試験内容

学科・・・・・ 医療事務知識 筆記(択一式) 25問 60分

実技 I ・・・・・患者接遇 筆記(記述式) 2問 50分

実技 II ・・・・・診療報酬請求事務/診療報酬明細書点検 4問 70分

出題範囲

■ 学科

1.医療保険制度

2.高齢者医療制度

3.公費負担医療制度

4.介護保険制度

5.医事法規一般

6.医事業務

7.下記のいずれか一つの科目を選択

・診療報酬請求業務

・医学一般

・薬学一般

・診療録

■ 実技Ⅰ

コミュニケーション(医事課患者応対)

■ 実技Ⅱ

診療報酬請求事務・・・歯科診療報酬明細書(出来高請求)の点検

時間 3時間
試験場所 都道府県内の公共施設等
受験料 7,500円
合格基準 実技試験 I ・II および学科試験の各々の得点率が 70 %以上で合 格。
主催団体

一般財団法人日本医療教育財団

〒101-0064 東京都千代田区猿楽町 2-2-10

TEL:03-3294-6624(代) FAX:03-3294-1787

http://www.jme.or.jp/

 

診療報酬請求事務能力認定試験(歯科)

 

診療報酬請求事務能力認定試験(歯科)は、公益財団法人日本医療保険事務協会が実施する試験です(平成6年から年2回実施)。

 

試験合格者に与えられる称号は特にありません。

 

過去46回実施された試験の平均合格率は38.3%(平成29年7月現在)で歯科医療事務の中で最も難易度が高い資格試験です。

 

試験では診療報酬請求事務を正しく行うのに必要な能力が問われ、患者応対などの接遇マナーなどは出題されません。

 

受験資格は不問なので、どなたでも受験可能です。

 

診療報酬請求事務能力認定試験(歯科)に対応した講座は開講されていませんので、独学で目指す以外にないでしょう。

 

資格概要 診療報酬請求事務に従事する者の資質の向上を図るた め、 実施する 全国一斉統一試験。
受験資格 特になし
試験日程 毎年2回 (7月と12月の日曜日または祝日)
試験内容

■ 学科試験・・・・・20問(5者択一式のマークシート方式)

■ 実技試験・・・・・診療報酬明細書(レセプト)作成(外来 3問)

※ 診療録(カルテ)から手書き方式で診療報酬明細書(レセプト)を作成する試験。

出題範囲

■ 学科試験

医療保険制度等・公費負担医療制度の概要

② 保険医療機関等・療養担当規則等の基礎知識

③ 診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識

④ 医療用語及び医学・薬学の基礎知識

⑤ 医療関係法規の基礎知識

介護保険制度の概要

■ 実技試験

診療報酬請求事務の実技

時間 3時間
試験場所 札幌市、仙台市さいたま市千葉市、東京都、横浜市新潟市金沢市静岡市名古屋市大阪府岡山市広島市高松市、福岡市、熊本市那覇市
受験料 7,500円(税込)
合格基準

■ 学科試験・・・80点以上(100点満点)

■ 実技試験・・・90点以上(100点満点)

主催団体

公益財団法人 日本医療保険事務協会

〒101-0047 東京都千代田区内神田 2-5-3 児谷ビル

電話 03(3252)3811(代) FAX 03(3252)2233

http://www.shaho.co.jp/iryojimu/

 

医療事務管理士(歯科)

 

医療事務管理士(歯科)は、㈱技能認定振興協会が実施する医療事務管理士 技能認定試験(歯科)の合格者に与えられる資格です。

 

約50年の歴史と実績を持つポピュラーな資格(試験)で試験は年6回(奇数月の第4土曜日)実施されます(インターネットによる在宅試験も可)。

 

合格率は約70%前後(直近6回の合格率)なので、難易度はあまり高くありません。

 

医療保険制度や診療報酬の仕組みを理解し、正確に診療報酬を算定できる知識・スキルが問われます。

 

受験資格が不問なので、どなたでも受験できますが、ユーキャンソラストなどの通信講座を受講して合格を目指すのが一般的です。

 

資格概要 医療事務従事者に必要とされる医療保険制度の知識、 治療費の計算や診療報酬明細書の作成などの技能を有するスペシャリストと認められる資格。
受験資格 特になし
試験日程

会場受験・・・・・年6回 (奇数月の第4土曜日)

自宅受験・・・・・随時

試験内容

■ 学科試験・・・筆記(択一式) 10 問

■ 実技試験・・・レセプト点検問題 (1問)、レセプト作成 (外来 2問)

出題範囲

■ 学科試験

① 法規・・・・・医療保険制度・公費負担医療制度等についての知識

② 保健請求事務・・・・・診療報酬点数の算定、診療報酬明細書の作成・医療用語等の知 識

③ 医学一般・・・・・臓器・生理機能・傷病等についての知識

■ 実技試験・・・・・診療報酬請求事務の実技

時間

■ 学科試験・・・1時間

■ 実技試験・・・3時間

試験場所

● 会場受験・・・・・札幌・旭川・仙台・福島・盛岡・東京・ 横浜・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城・新潟・長野・名古屋・三重・静岡・浜松・金沢・大阪・奈良・ 神戸・京都・ 福知山・岡山・広島・松山・高知・福岡・宮崎・熊本・沖縄

● 自宅

受験料 7,500円(税込)
合格基準

■ 学科試験・・・・・70点以上

■ 実技試験・・・・・点検・各作成問題ごとに50%以上の得点をし、且つ、3問の合 計で70%以上

※ 実技・学科ともに合格基準に達した場合に合格と判定します。

主催団体

㈱技能認定振興協会 (JSMA)

〒101-8638

東京都千代田区神田佐久間町3-2 ソラスト秋葉原ビル2階

電話 03-3864-3559 FAX 03-3864-5112

http://www.ginou.co.jp/

 

歯科保険請求事務技能検定試験

 

歯科保険請求事務技能検定試験は、日本医療事務協会が実施する歯科医療事務の資格試験です(昭和50年~)。

 

歯科医院での請求事務業務に必要な知識と技能レベルが審査されます。

 

平均合格率は、96.8 %と非常に高く、資格取得の難易度は低いと言えるでしょう。

 

日本医療事務協会が開講する歯科医療事務の講座を修了することで受験可能です。

 

資格概要  
受験資格 日本医療事務協会が認定する歯科医療事務講座を修了した方
試験日程 年3回程度(第1日曜日開催)
試験内容

■ 学科試験・・・詳細不明

■ 実技試験・・・レセプト作成

出題範囲

■ 学科試験・・・詳細不明

■ 実技試験・・・・・診療報酬請求事務の実技

時間 2時間
試験場所 開催月によって異なる
受験料 7,560円(税込)
合格基準

■ 学科試験・・・・・非公表

■ 実技試験・・・・・非公表

主催団体

日本医療事務協会

東京都新宿区西新宿 1-23-7 新宿ファーストウエスト7F

電話 03-3349-6011 E-Mail:info@japanmc.jp

http://www.japanmc.jp/

 

歯科助手資格

 

歯科助手資格は、一般財団法人日本能力開発推進協会が認定する資格です。

 

日本能力開発推進協会指定の認定教育機関等の講座(キャリアカレッジジャパン)を受講した方が取得できます。

 

歯科助手資格」というネーミングですが、歯科医療事務(歯科診療報酬請求事務)と歯科助手歯科医師の診療サポート)のどちらもカバーした資格です。

 

試験の合格率は公表されておりませんが、それほど難易度は高くないと思われます。

 

資格概要 歯科助手としての正しい知識と接遇知識を持ち、歯科医師を円滑にサポートするための技術と知識をもつことを証明する資格。
受験資格 日本能力開発推進協会指定の認定教育機関等のカリキュラム修了者(受講開始から1年以内)
試験日程 カリキュラム修了後、随時、在宅にて受験できます。
試験内容

■ 学科試験・・・詳細不明

■ 実技試験・・・レセプト作成

出題範囲

歯科助手業務の概要

医療保険制度概論

・ 患者受診から治療の基礎知識

・ 歯科診療報酬請求事務の実技

時間 不明
試験場所 在宅試験
受験料 5,600 円(税込)
合格基準 70 %以上の正答率で合格
主催団体

一般財団法人 日本能力開発推進協会 (JADP)

東京都中央区銀座 7-12-6 田丸屋ビル 4F

http://www.jadp-society.or.jp/

 

 まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

今回は、「歯科医療事務資格の難易度と取得するための方法とは?」についてお伝えしました。

 

歯科医療事務は歯科医院の運営を支える大切な存在です。

 

あなたも歯科医師から頼られる歯科医療事務を目指してみてはいかがでしょうか?

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