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歯科医療事務(歯科助手)の通信講座を徹底比較【最新版】

 

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【最終更新日:2021年4月26日】 

 

歯科医院は全国に約6万9,000医院あり、その数はコンビニエンスストアよりも多いと言われています(2018年5月時点)。

 

その歯科医院で歯科医師や歯科衛生士のサポートをするのが歯科医療事務(歯科助手)です。

 

今回は、その歯科医療事務(歯科助手)の知識・スキルが学べるうえに資格取得も目指せる通信講座を徹底的に比較してみました。

 

歯科医院で「医療事務(歯科助手)として働いてみたい!」という方はぜひ参考にしてみてください。

 

歯科医療事務と歯科助手の違い

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歯科医療事務と歯科助手の違いについてご存じでしょうか?

 

歯科医療事務は受付・会計と診療報酬請求業務(レセプト業務)がメインの仕事になります。

 

診療報酬請求業務(レセプト業務)とは、保険診療で患者の自己負担分以外の治療費を保険者(健康保険組合等の公的医療保険の運営者)に請求する業務です。

 

一方、歯科助手は受付・会計と歯科医師の診療サポートがメインの仕事になります。

 

診療サポートとは、歯科医師がスムーズに診察が出来るように治療器具の準備や後片付け、診療室内での診療介助などの診療のサポートをすることです。

 

歯科医療事務と歯科助手を明確に分けている歯科医院もありますが、歯科医療事務と歯科助手を兼務させている歯科医院もあります。

 

どちらの知識・スキルもあれば、歯科医院から重宝されることでしょう。

 

ニチイ学館

 

ニチイ学館の通信講座は「歯科医療事務」と「歯科助手」の講座に分かれています。

 

それぞれの講座の特徴をご紹介します。

 

●歯科医療事務講座

 

受付窓口事務・患者接遇からレセプト作成・点検まで学ぶことができます。

 

資格試験は一般財団法人日本医療教育財団が実施する「医療事務技能審査試験(歯科)」に対応しており、試験に合格すると、「メディカルクラーク(歯科)」の資格を取得できます。

 

受講後は通学コースの受講生同様に就職サポートを受けることができ、適性や条件に合った就業先があれば、紹介を受けることができます。

 

無料で通学コースの授業を3回まで受講できる「スクーリング制度」があるのも嬉しいポイントです。

 

取得可能な資格 メディカルクラーク(歯科)
標準学習期間 6ヶ月(最大1年間有効)
受講料(税込)

61,600円

※ 分割払いも可能です。

質問対応 受講生専用サイト(WEB)、電話、郵便、FAXで何度でもOK (無料)
添削指導 3回(修了試験1回含む)
スクーリング 受講期間中3回まで、通学コース(全国に300教室)の授業を受講で きます。

 

歯科助手専修コース

 

医療事務(歯科)の修了生・経験者向けのコースです。

 

歯科助手に必要な知識とスキルをテキストで効率よく学べます。

 

具体的には治療で使う器械や器具の知識から診療介助の方法まで学ぶことができます。

 

歯科医療事務講座を併せて修了することで『歯科助手技能認定』資格を取得できます(認定料が別途かかります)。

 

取得可能な資格

歯科助手技能認定

※ 歯科医療事務講座を併せて修了することで取得可能。

標準学習期間 2ヶ月(最長4ヵ月間有効)
受講料(税込)

15,400円

※ 分割払い(3回)も可能です。

質問対応 受講生専用サイト(WEB)、郵便、FAXで何度でもOK(無料 )
添削指導 なし
スクーリング なし

 

ニチイ学館の歯科医療事務 通信講座についてさらに詳しく

 

キャリアカレッジジャパン

 

キャリアカレッジジャパンの通信講座は、歯科医療事務(受付や電話対応、カルテの作成、レセプトの作成などの事務業務)と歯科助手(診療介助などの歯科医師のアシスタント業務)が学べます。

 

リーズナブルな受講料でありながら、充実のカリキュラムとサポートを受けることができます。

 

資格試験は、一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)が実施する「歯科助手資格」試験に対応しており、受講後は試験を自宅で受けることができます(受講開始から1年以内)。

 

また、就職サポートも付いています。

 

取得可能な資格 歯科助手資格
標準学習期間 3ヶ月(最大1年間有効)
受講料(税込)

39,600円

※ クレジットカードによる分割払い可。

質問対応 学習支援ツール(WEB)から何度でもOK(無料)
添削指導 3回
スクーリング なし

 

キャリアカレッジジャパンの通信講座についてさらに詳しく

 

たのまな(ヒューマンアカデミー

 

たのまな(ヒューマンアカデミー)の通信講座は、歯科助手について学びます(レセプトの作成・点検などの歯科医療事務については学ばない)。

 

DVD教材とテキストで歯科医師の診療をサポートする歯科助手業務について学べます。

 

全3回の添削課題で合格ラインをクリアすると、受講修了(添削修了)と同時に「歯科助手専門員」資格を取得できます。

 

医療業界に強いパイプを持つヒューマンリソシア(総合人材会社)から仕事の紹介を受けるチャンスもあります。

 

取得可能な資格 歯科助手専門員
標準学習期間 4ヶ月(最大8ヵ月まで延長可)
受講料(税込)

39,700円

※ 分割払い(教育ローン、クレジットカード)も可能です。

質問対応 Eメール、郵便、FAXで何度でもOK(無料)
添削指導 3回
スクーリング なし

 

たのまな(ヒューマンアカデミー)の通信講座についてさらに詳しく

 

日本医療事務協会

 

日本医療事務協会の講座は、医療保険制度の仕組み」「口の中の病気全般」「レセプト作成(初期の虫歯から入れ歯まで)」について学びます。

 

講座修了後には日本医療事務協会が主催する保険請求事務技能検定試験(歯科)にチャレンジします(在宅試験)。

 

就職サポートが充実しています。

 

取得可能な資格 保険請求事務技能検定試験(歯科)
標準学習期間 1ヶ月(最大1年間有効)
受講料(税込)

55,000 円

※分割払いも可

質問対応 Eメール、郵便、FAXで何度でもOK(無料)
添削指導 3回
スクーリング なし

 

日本医療事務協会の通信講座についてさらに詳しく

 

ソラスト

 

ソラストの通信講座は、歯科医院で必要とされる請求事務能力(歯科医療事務)を身につけると同時に歯科助手の基本知識について学びます。

 

資格試験は、(株)技能認定振興協会が実施する「歯科 医療事務管理士 技能認定試験」に対応しており、試験に合格すると、「歯科 医療事務管理」資格を取得できます。

 

試験は自宅で受験できます。

 

取得可能な資格 歯科 医療事務管理
標準学習期間 4ヶ月(最大1年間有効)
受講料(税込)

49,500円

※ クレジットカードによる分割払い可。

質問対応 電話、Eメール、郵便、FAXで何度でもOK(無料)
添削指導 4回
スクーリング なし
備考  

 

ソラストの通信講座についてさらに詳しく

 

ユーキャン

 

※ 2021年4月現在、講中です。

 

ユーキャンの通信講座は、歯科助手」と「歯科医療事務」の両方が学べるので、お得感があります。

 

しかも、教育訓練給付制度の対象講座なので、受給対象者の方は講座を修了すると、受講料の20%がハローワークから支給されるのでさらにお得です。

 

資格試験は、(株)技能認定振興協会が実施する「歯科 医療事務管理士 技能認定試験」に対応しており、試験に合格すると、「歯科 医療事務管理」資格を取得できます。

 

「歯科 医療事務管理士 技能認定試験」は、自宅で受験することもできます。

 

取得可能な資格 歯科 医療事務管理
標準学習期間 5ヶ月(最大1年間有効)
受講料(税込)

45,000円

※ 分割払い・・・・・3,300 円 ×14 回 総計:46,200 円

質問対応 Eメール(質問回数に制限が設けられる場合あり)
添削指導 4回 + 修了課題 (2回まで受験可)
スクーリング なし
備考 教育訓練給付制度対象講座

 

ユーキャンの通信講座についてさらに詳しく

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

今回は、歯科医療事務(歯科助手)の通信講座を徹底的に比較してみました。

 

歯科医院は歯科医療事務(歯科助手)の力なしには、営業できません。

 

そのため、有能な歯科医療事務(歯科助手)スタッフはどの歯科医院も欲しているはずです。

 

あなたも通信講座で知識とスキルを身につけて、歯科医院から頼りにされる歯科医療事務(歯科助手)を目指してみませんか?

 

なお、歯科医療事務の通学講座についてもお知りになりたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

歯科医療事務の通学講座を徹底比較!