うそ!?診療報酬請求事務能力認定試験の合格ラインが●●すぎる・・・
【最終更新日:2018年9月23日】
診療報酬請求事務能力認定試験(医科)の合格を目指す方の中には合格ラインが気になっている方も多いのではないでしょうか?
診療報酬請求事務能力認定試験(医科)は数ある医療事務試験の中でも最難関の試験ですから、合格ラインも当然高くなっています。
今回は、診療報酬請求事務能力認定試験の合格ラインについてお伝えしたいと思います。
診療報酬請求事務能力認定試験(医科)の合格ラインは?
診療報酬請求事務能力認定試験(医科)は学科試験と実技試験の2本立てになっており、実技試験は外来レセプト作成と入院レセプト作成の2問が出題されます。
学科試験、実技試験それぞれに合格ラインが設定されており、どちらの合格ラインも突破しないと合格とはなりません。
ですから、「学科試験の失敗を実技試験でカバーする」または「実技試験の失敗を学科試験でカバーする」といったことはできないんです。
さらに学科試験で合格ラインを突破しないと、実技試験は採点すらしてもらえない点に注意が必要です。
では、直近3回の合格ラインを見てみましょう。
第48回診療報酬請求事務能力認定試験(医科)の合格ライン
合格ライン | |
学科試験 | 75点以上(100点満点) |
実技試験 | 85点以上(100点満点) |
※ 実技試験は、解答された項目のうち正解した項目に応じてあらかじめ素点を算出し、得点が100点満点となるよう換算して採点されます。
第47回診療報酬請求事務能力認定試験(医科)の合格ライン
合格ライン | |
学科試験 | 60点以上(100点満点) |
実技試験 | 85点以上(100点満点) |
※ 実技試験は、解答された項目のうち正解した項目に応じてあらかじめ素点を算出し、得点が100点満点となるよう換算して採点されます。
第46回診療報酬請求事務能力認定試験(医科)の合格ライン
合格ライン | |
学科試験 | 60点以上(100点満点) |
実技試験 | 80点以上(100点満点) |
※ 実技試験は、解答された項目のうち正解した項目に応じてあらかじめ素点を算出し、得点が100点満点となるよう換算して採点されます。
学科試験の合格ラインが60点~75点以上(100点満点)であるのに対して、実技試験は80点以上(100点満点)と高くなっています。
つまり、診療報酬請求事務能力認定試験(医科)の合格は、実技試験がカギを握っています。
それに診療報酬請求事務能力認定試験(医科)の合格ラインは、各回の試験の難易度によって変動します。
学科試験は55点~75点以上(95点満点~100点満点)、実技試験は75点~85点以上(100点満点)の範囲で変動します。
第40回試験では実技試験の合格ラインが75点(100点満点)でしたし、第45回試験では学科試験の合格ラインが55点(95点満点)でした。
なお、配点(どの問題が何点なのか)は非公表となっています。
診療報酬請求事務能力認定試験(医科)に合格するには?
診療報酬請求事務能力認定試験(医科)は、受験資格がありませんので、どなたでも合格を目指すことができます。
それに上位○名が合格という試験ではなく、合格ラインを超えていれば、どなたでも合格できる試験です。
そのため、コツコツと努力を重ねられる方が合格を勝ち取ることができます。
試験に合格する方法には『独学』と『試験の対策講座を受講する』の2通りの方法があります。
それぞれの方法については下記の記事で詳しくご紹介しておりますので、興味のある方はご覧になってみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「診療報酬請求事務能力認定試験の合格ライン」についてお伝えしました。
診療報酬請求事務能力認定試験は難易度の高い試験ではありますが、コツコツと積み重ねていけば、必ず合格できる試験です。
あなたに合った学習法で合格を勝ち取ってください!