診療報酬請求事務能力認定試験の通信講座を徹底比較【最新版】
【最終更新日:2019年11月19日】
診療報酬請求事務能力認定試験(医科)は数ある医療事務試験の中で最も難易度が高く、独学で合格を目指すことは難しいと言われています。
そのため、「診療報酬請求事務能力認定試験対策の通信講座で学習して合格を目指そう!」という方も多いのではないでしょうか?
最近は通学と同等の効果が期待できるうえにリーズナブルに学べる通信講座も登場しています。
2018年9月現在で診療報酬請求事務能力認定試験(医科)対策の通信講座を開講しているのは、「たのまな(ヒューマンアカデミー)」、「フォーサイト」の2つです。
今回は、その2つ通信講座を徹底的に比較してみました。
診療報酬請求事務能力認定試験(医科)対策の通信講座をお探しの方はぜひ参考にしてみてください。
たのまな(ヒューマンアカデミー)
全国に通学制のスクールを展開するヒューマンアカデミーの「診療報酬請求事務能力認定試験対策講座」(経験者向け)です。
医療事務について勉強したことがある方、既に別の医療事務資格を取得している方、医療事務の実務経験者向けの内容です。
全く初めて医療事務について学ぶ方は、「医療事務+診療報酬請求事務能力認定試験対策セット講座 」が適しています。
「診療報酬請求事務能力認定試験対策講座」の主な特徴をいくつかご紹介します。
●選べる3つのコース
①DVDコース | 講師の授業が収録されたDVD教材とテキストで学習するコース。 |
②Eラーニングコース |
WEB動画(1つの動画は約5分)とテキストで学習するコース。 |
③DVD+Eラーニングコース | DVD教材、WEB動画、テキストで学ぶコース。 |
「Eラーニングコース」と「DVD+Eラーニングコース」は、以下のような特典が付いています。
● 120問の過去問を受け放題
● WEBで視聴できる授業動画を最大18ヵ月間視聴可能。
●短期間の学習で合格を可能にするテキスト&問題集
テキスト |
出題傾向に沿って必要な内容に絞り込まれ、基礎から応用まで学ぶことができます。 |
問題集 |
問題集や過去問題を研究し、頻出されている症例を中心に実技問題が構成されています。 たった1冊の問題集でも、問題集5・6冊分の効果が期待できるのだそうです。 <学科問題> |
●合格テクニックが学べる講義DVD
講義DVDが2枚付きます(Eラーニングコースは除く)。
講義DVDでは、最高難易度の症例がピックアップされ、レセプト転記へのルールが1つ1つ解説されています。
その他にも「効率のよい学習の進め方」「合格獲得への加点ポイント」「当日までの過ごし方」「合格テクニック」「点数表の使い方」なども解説されています。
●質問回数は無制限
質問はメール、FAX、郵送で何度でもOKです。
●受講生同士が交流できます!
通信講座といえば、孤独なイメージがあります。
ですが、たのまなには受講生や先輩合格者と交流できるコミュニティサイト「ヒューマンアカデミーコミュニティ」があります。
「ヒューマンアカデミーコミュニティ」では一緒に頑張る仲間を見つけたり、合格者からアドバイスを受けたり、合格体験談が読めたりできます。
●就職・転職サポートあり!
受講中も修了後も、医療業界との強いパイプとノウハウを持つ総合人材サービス会社「ヒューマンリソシア」による就業サポートを受けることができます。
標準学習期間 |
3ヵ月(最大6ヵ月間有効) ※ 「Eラーニングコース」、「DVD+Eラーニングコース」のWEB動画は最大18ヵ月間視聴可能です。 |
受講料 |
DVDコース・・・・・43,800円(税込・送料込み)
Eラーニングコース・・・・・47,900円(税込・送料込み)
DVD+Eラーニングコース・・・・・56,000円(税込・送料込み)
※クレジットカードまたはローンによる分割払い可 |
質問対応 | メール、FAX、郵送で何度でも無料でOK |
添削指導 | 1回(学科試験対策の内容) |
就職サポート | あり |
教材 |
|
⇒ たのまな(ヒューマンアカデミー) 診療報酬請求事務能力認定試験対策講座
全く初めて医療事務について学ぶ方は ⇒「医療事務+診療報酬請求事務能力認定試験対策セット講座 」
フォーサイト
医療事務の知識ゼロから合格を目指せる通信講座です(初めて医療事務について学ぶ方を対象に開発されました)。
フォーサイトは通信教育に特化しているので、受講料の安さが “ 売り ” です。
ですが、受講料の安さだけが売りの講座ではありません。
フォーサイトの診療報酬請求事務能力認定試験(医科)対策講座の特徴をいくつかご紹介します。
●充実のオリジナル教材
教材は全てオリジナルです(診療点数早見表を除く)。最小の労力で合格できるように工夫されています。
テキスト |
図表を多く盛り込んだフルカラーのテキスト。 試験合格のために絞り込まれた内容です。 |
問題集 |
「問題解決力」と「スピード処理能力」を養う問題集です。 診療報酬請求事務能力認定試験は3時間の試験ではありますが、多くの受験者が「時間が足りない!」と漏らすタイトな試験です。 そのため、決められた時間内で「問題を解く力 = 問題解決力」と「制限時間内に問題を処理する力 = スピード処理能力」の2つの能力が要求されます。 |
点数表 |
診療報酬請求事務能力認定試験合格のカギを握るのが診療点数早見表です。 医学通信社の「診療点数早見表」を使用します。 |
講義動画 |
DVDまたはWEB(PC、スマホ、タブレット etc.)で視聴できる講義動画が付いています(ハイビジョン撮影されている)。 映像講義は、講師の画面とテキストの画面を切り替えながら進行するので、たとえ手元にテキストが無くても受講できるように工夫されています。 講師は、医療事務歴・講師歴共に20年を超えるベテランの中村厚子氏です。 |
●スキマ時間に学習できるEラーニングシステム
Eラーニングシステム「道場破り」を利用すると、通勤時間などのスキマ時間にも学習できます。
「道場破り」はインターネットに繋がったデバイス(PC、スマホ、タブレット etc.)で利用でき、講義映像やテキストを視聴可能です。
テキストやDVDを持ち運ぶ必要がないので便利です。
●便利な「学習スケジュール作成」&「進捗管理」機能
Eラーニングシステム「道場破り」には学習スケジュールを自動生成してくれる機能と学習の進捗状況を管理できる機能が付いています。
1日の学習可能時間(スキマ時間も含む)を入力することで学習開始日から試験日までの学習スケジュールが自動で生成されます。
具体的にどのカリキュラムをいつまでにクリアすればいいのかが分かりますので、便利です。
学習をスタートした後は、学習内容ごとに完了した日を入力することで、学習の達成率を算出し、 学習の進み具合を確認できます。
●就職サポートはありません
「たのまな」には就職サポートが付いていますが、「フォーサイト」には就職サポートが付いていません。
また、質問対応は10回までは無料ですが、11回目以降は1回500円(税込)の料金が必要ですので、ご注意ください。
標準学習期間 | 受講有効期限は直近の試験日の前日まで |
受講料 |
41,580円(税込・送料別) ※クレジットカードによる分割払い可 |
質問対応 |
メールで10回まで無料 ※ 11回目からは1回500円(税込)で質問に返答 |
添削指導 | なし |
就職サポート | なし |
教材 |
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フォーサイトは資料請求【無料】すると、サンプル教材が付いてくるようなので、興味がある方は資料を取り寄せてみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「診療報酬請求事務能力認定試験の通信講座を徹底比較!」をお伝えしました。
通信講座とはいえ、「サービスが充実しているうえに受講料もリーズナブルだなぁ~。」という印象を持たれた方も多いのではないでしょうか?
診療報酬請求事務能力認定試験(医科)は平均合格率30%前後の難しい試験です。
最少の労力で最大の結果を出すためには今回ご紹介した通信講座の力を借りるのも良い方法ではないでしょうか?
なお、診療報酬請求事務能力認定試験対策の通学講座については下記の記事にまとめております。
通学講座についても知りたい方はご覧になってください。